| ■目的
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若山牧水は生涯にわたり純粋な子どもの心を失わなかった人であり、また、子どもを非常に愛し大切にしていた人でもありました。
平成12年度に、若山牧水賞が第5回という節目を迎えたことから、変化の激しい現代社会の中で、多感な青少年の素直な心の育成を図るとともに、短歌文学の振興に寄与することを目的として「全国子ども短歌コンクール」を実施しました。
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| ■主催
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若山牧水賞運営委員会
(宮崎県、宮崎県教育委員会、宮崎日日新聞社、延岡市、東郷町で構成)
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| ■選者
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| 大岡 |
信 |
氏(詩人、批評家、若山牧水賞選考委員) |
| 岡野 |
弘彦 |
氏(歌人、若山牧水賞選考委員) |
| 馬場 |
あき子 |
氏(歌人、若山牧水賞選考委員) |
| 伊藤 |
一彦 |
氏(歌人、若山牧水賞選考委員) |
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| ■優秀作品の発表※敬称は省略させていただきます。
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【小学生の部】
◎最優秀作品(1首)
負けたんだ徒走の時にライバルに自分が一番ライバルだけど
山本 幸恵 (宮崎県東臼杵郡東郷町立東郷小学校5年)
◎優秀作品(3首)
カレンダー誕生日には花マルだだって全てはそこからだから
土田 聡子 (秋田県秋田市立飯島南小学校6年)
父さんのたんじょう日なのに父さんは姉ちゃんになぜか自転車買ってる
池脇 雄大 (宮崎県都城市立志和地小学校4年)
黒板は広くていいな一度だけ入ってみたいな小さくなって
林田 一馬 (宮崎県東臼杵郡西郷村立田代小学校1年)
◎入選(96首)
あめりかのうなぎが川でうようよとベーグル食べてぼくとたわむれ
武藤 康平 (アメリカ ニューヨーク育英学園5年)
お母さんはへびのしっぽにおどろいてぼくのせなかにかくれてしまった
村里 春樹 (北海道稚内市立豊別小中学校3年)
千羽づる色とりどりの流れ滝一人一人の思いをこめて
小玉 潤弥 (秋田県秋田市立仁井田小学校6年)
お日さまがにこにこ笑っているようだみんなでかけっこしているときに
石井 貴大 (東京都世田谷区立八幡小学校3年)
すべり台すべってすべってすべったらすってんころりでまたすべりたい
岩田 茜 (神奈川県横浜市立都筑小学校2年)
まどの下カサが並んで歩いてるマーブルチョコをこぼしたみたい
永井 あやの (神奈川県相模原市立くぬぎ台小学校6年)
どじょうさんすなの中までもぐったね早くでてきてつかまえたいな
筒井 敬太 (岐阜県大和町立第一北小学校1年)
運動会いよいよ本番あせにじむ大きな声できんちょうとんでけ
山田 裕貴 (岐阜県大和町立第一北小学校3年)
かあちゃんがラーメン屋をしてるからしょうらいはラーメン屋になる
足立 優里香 (大阪府松原市立布忍小学校6年)
向日葵がお日様見つけて一目惚れ一日ずっと追いかけている
中西 瞳 (大阪府松原市立布忍小学校6年)
風りんの焼き物作る屋根裏でガサガサさわぐムササビ一ぴき
中井 香菜 (和歌山県粉河町立鞆渕小学校6年)
どうすれば成仏をしてくれるのか使い終わった連絡ノート
岡田 万美 (広島県吉舎町立八幡小学校5年)
咲き終えた朝顔のそば元気よくあすへと続くつぼみふくらむ
大原 恵里子 (広島県三原市立西小学校5年)
お父さんねている時はこわくない起きている時こわい人だよ
川村 瞳 (高知県高知市立横浜小学校4年)
先生はおこってわらって大変だそれに教えていのちもつかな
岡部 琢治 (高知県高知市立横浜小学校4年)
ひまわりの花より顔は大きいがつまだってみてもせはとどかない
中村 文柚 (福岡県福岡市立香椎浜小学校2年)
小さな芽空にどんどん伸びていく急にぼくをぬかしたケナフ
野津手 崇瑛 (宮崎県宮崎市立宮崎小学校6年)
くり畑台風さって一面におちてくやしいはりねずみたち
岡本 聡美 (宮崎県宮崎市立宮崎小学校5年)
あめ玉の色すずしげな青い夏すけて見えるよ思い出きらり
室之園 早織 (宮崎県宮崎市立西池小学校5年)
二学期はかん字をがんばる字の世かいテストまんてん目ざしていこう
尼田 雅覚 (宮崎県宮崎市立西池小学校2年)
せみがいたどんどん登る木のてっぺんまめの木登るジャックみたいに
藤山 詩織 (宮崎県宮崎市立大塚小学校6年)
おとうとのえがおがとてもかわいくてしかられたのもわすれそうだよ
寺坂 りゅうと (宮崎県宮崎市立檍北小学校2年)
にいにいがいるしあわせと妹のだっこをねだるえがおかわいい
櫛橋 優輝 (宮崎県宮崎市立学園木花台小学校6年)
ザザザっと降ってはにげる夏の雨校庭のせみちょっと鳴きやむ
甲斐 真理奈 (宮崎大学教育文化学部附属小学校5年)
一日がすごく長いとどうなるのいろんなことがいっぱいできるね
野ア 浩寿 (宮崎大学教育文化学部附属小学校2年)
半そでをタンスのおくにしまうころもみじの木から秋の届け物
稲元 友紀 (宮崎県都城市立明和小学校6年)
キャンプの日おもしろいのはいいけれどいつもくるしむたいりょうのハエ
太田 浩史 (宮崎県延岡市立一ヶ岡小学校4年)
冬休みこたつで寝てるねこがいた足でつつくとはらかきかんだ
小川 淳一 (宮崎県延岡市立川島小学校5年)
熊野江の神社の森にヤッコソウ落ち葉にうもれそっと芽を出す
甲斐 啓太 (宮崎県延岡市立熊野江小学校5年)
夏休み思うぞんぶん遊んじゃえ大人になるとすぐにわかるよ
井口 浩太 (宮崎県延岡市立恒富小学校6年)
真青なる空よりしだれ桜かなしだれ桜の美しいこと
渡辺 まさき (宮崎県延岡市立恒富小学校5年)
かたつむり雨にあたってにっこりと分からないけどわらっているよう
黒木 なつこ (宮崎県延岡市立恒富小学校5年)
つくしのね頭がちょっぴり出ていたよ耳をすますと「よいしょ」と聞こえた
岩田 怜子 (宮崎県延岡市立恒富小学校5年)
雨がふりきれいな虹がでましたねみんな見ていてはずかしそうだ
今村 桃乃 (宮崎県延岡市立東小学校5年)
お母さんかんかんぷんぷんおこってもでんわにでるとかわるこえ
白坂 喜翔 (宮崎県延岡市立東小学校5年)
妹は食ってばっかり五キロ増えぼくにのったらゴキゴキいった
西村 和真 (宮崎県延岡市立東小学校5年)
目の前で木の葉が落ちる秋のかげ気づく人にも気づかぬ人にも
伊東 直樹 (宮崎県延岡市立東小学校6年)
夏休みキャンプの夜にきもだめし笑ういとこといやがるいとこ
泉 香奈 (宮崎県延岡市立東小学校6年)
カブト虫大きいつのでびしばしとおいしいみつは力の秘密
秋山 太河 (宮崎県延岡市立東小学校6年)
かぶとむしきのしるのんでおいしいなとんでまたきてごくごくとのむ
やのけんたろう (宮崎県延岡市立西小学校1年)
きもだめしおれの父さんおばけ役あいさつしたらおばけじゃない
児玉 英之 (宮崎県延岡市立南小学校6年)
朝早く花びらひろげわらってるみんな見ないでコスモスのぼくを
甲斐 夏津葵 (宮崎県延岡市立南小学校6年)
うちの犬いつもぐうたら寝てるだけそんな犬でもかわいいんだよ
宮崎 敬佑 (宮崎県延岡市立伊形小学校5年)
すいかわり目の前まっくらどこだろうみんなの声がたよりになるなあ
上杉 嘉秀 (宮崎県延岡市立伊形小学校5年)
夏休みさよなら言わず行っちゃったまいごのせみをわすれているよ
酒部 翔 (宮崎県延岡市立伊形小学校3年)
ピアノはねきれいな音をもっているわたしも声をもっている
甲斐 夏実 (宮崎県延岡市立伊形小学校2年)
ヒットをとごろをころがすむずかしいふらいをあげてかんとくおこる
甲斐 宗人 (宮崎県延岡市立南方小学校5年)
友達の本当の姿分からない知らないうちにいじめを受ける
甲斐 泰香 (宮崎県延岡市立南方小学校6年)
外は雨雨にうたれるプールには使い終わったさみしさがある
松元 加奈子 (宮崎県延岡市立南方小学校6年)
夏の川汗をふきとるぼくたちをとりこにしそう川のつめたさ
松本 翼 (宮崎県延岡市立上南方小学校6年)
ばらの花とげがちくちく痛いほど負けじといじはる五本の右手
向井 まや (宮崎県延岡市立東海東小学校5年)
先生の目がもえてたよこわかった人をはやしたてきずつけたから
鴨林 佑樹 (宮崎県延岡市立東海東小学校3年)
ハムスターわがまますぎてやんなっちゃうさむいのきらいあついのきらい
宮本 佳奈 (宮崎県延岡市立東海東小学校3年)
くまぜみはなぜそんなにもでかいのか名字がくまで名前がセミか
吉本 晃成 (宮崎県延岡市立土々呂小学校6年)
苦労してやっと穂が出たうれしいな育て続けた大切な稲
山部 喜仁 (宮崎県延岡市立土々呂小学校5年)
ベランダで空眺めてる女の子雲が何に見えるのだろう
権藤 恵美 (宮崎県延岡市立土々呂小学校5年)
あいさつが返ってくるとうれしくてもっとしたくなる私の心
青木 詩歩 (宮崎県延岡市立土々呂小学校5年)
おとうとがなまいきそうな目をしてるそれでも家族仲よくしようね
佐藤 有笑 (宮崎県延岡市立土々呂小学校5年)
おかあさんりょうり作ってたのしそうにこにこえがおぼくのかお見て
長野 康平 (宮崎県延岡市立須美江小学校2年)
春ピンク夏は緑で秋茶色季節が分かる桜の葉っぱ
小野 聡子 (宮崎県延岡市立緑ヶ丘小学校6年)
参観日ぴんとのばした背中には私を見てと書いてるみたい
永岡 朋子 (宮崎県延岡市立緑ヶ丘小学校5年)
なつやすみせいとのいないがっこうはしずかすぎるねさみしすぎるね
花田 琴美 (宮崎県延岡市立方財小学校2年)
大好きな読書をすると何もかも耳に入らず自分の世界
伊福 愛美 (宮崎県延岡市立黒岩小学校5年)
桜咲く祖父母の家はこの日からみつばち集めにおわれる一日
甲斐 仁美 (宮崎県延岡市立旭小学校5年)
雨あがりカエルとびこむみどりの田すずめよろこぶこがねのいなほ
徳重 由華 (宮崎県小林市立南小学校6年)
家のすみハエとりぐもの巣があればハエいなくなりハエをたたかず
長友 和也 (宮崎県日向市立大王谷小学校5年)
うみのうえふねが見えるぞかっこいいなおきゃくいっぱいきゃくせんだ
大窪 崇史 (宮崎県宮崎郡清武町立加納小学校3年)
どうしてよぼくらの声が聞こえないどんどん切るよ森林はかい
高 実花 (宮崎県宮崎郡清武町立大久保小学校4年)
夕暮れはいろんなものをそめていく私の顔も夕焼け色に
松山 花織 (宮崎県宮崎郡田野町立七野小学校6年)
ひがんばな赤白こうごにさいている運動会のかけっこみたい
蔵元 奏美 (宮崎県北諸県郡三股町立宮村小学校5年)
うちの犬とてもうるさいおこったら反省したがまたほえている
東 美香 (宮崎県東諸県郡国富町立深年小学校6年)
すず虫が羽を鳴らして鳴いている私が寄ると鳴かなくなった
新田 悠貴 (宮崎県東諸県郡国富町立八代小学校5年)
妹と遊んでいるとけんかする親におこられ仲直りのまね
宮本 恵里 (宮崎県東諸県郡国富町立八代小学校5年)
かんとくに野球でしかられ大目玉うでたて10回ダッシュ10本
西村 伸仁 (宮崎県児湯郡新富町立富田小学校5年)
登るとき上から何か落ちてきたよく見てみると小さなドングリ
奥村 麻未 (宮崎県東臼杵郡門川町立五十鈴小学校5年)
そよそよと風がふいたよ木がゆれてみんなもゆれるなかまに入れて
児玉 一生 (宮崎県東臼杵郡東郷町立東郷小学校3年)
うれしいな二人も転入わくわくだもう友だちだ今日からよろしく
寺原 尚吾 (宮崎県東臼杵郡東郷町立東郷小学校4年)
秋になる食よくの秋食べ放題空の雲もすごく食べたい
高見 慎吾 (宮崎県東臼杵郡東郷町立東郷小学校5年)
かみなりがゴロゴロゴロとおこってるいったいだれがおこらせたのか
池田 真菜美 (宮崎県東臼杵郡東郷町立東郷小学校5年)
本当のわたしの宝見つかったそれはアルバムようちえんのだ
稲田 ちひろ (宮崎県東臼杵郡東郷町立坪谷小学校3年)
ポツンポツン雨の赤ちゃんふってきた地面に落ちてピシャンときえた
三浦 恵 (宮崎県東臼杵郡東郷町立坪谷小学校3年)
なつのよるはなびがあがってきれいだなドーンとなっていもうとがなく
長池 城磨 (宮崎県東臼杵郡東郷町立福瀬小学校1年)
草むらでバッタが二ひきかくれんぼどこにいるのかおにもたいへん
新名 鴻祐 (宮崎県東臼杵郡東郷町立福瀬小学校1年)
運動場プラタナスの木植えている大きな体でみんなを見守る
阪本 裕麻 (宮崎県東臼杵郡東郷町立越表小学校5年)
雨がふる山には白いきりがでるきりがはれればもう秋になる
田村 成仁 (宮崎県東臼杵郡南郷村立鬼神野小学校5年)
あおむしが二十日だいこん食べているわたしのぶんものこしておいて
牧野 恵依 (宮崎県東臼杵郡西郷村立山瀬小学校2年)
ガイドさん盛り上げるのはいいけれどそっとしといて眠たいときは
廣瀬 若奈 (宮崎県東臼杵郡西郷村立田代小学校6年)
北浦はおいしい魚いっぱいでいつも元気なお年よりたち
阪本 真梨菜 (宮崎県東臼杵郡北浦町立北浦小学校5年)
山道に行くとザクザクしもの音ああ美しい芸じゅつかな
中村 俊希 (宮崎県東臼杵郡諸塚村立諸塚小学校5年)
短冊に願いをこめてつけていくきらきら光る夢まで光る
小田 未来 (宮崎県東臼杵郡椎葉村立小崎小学校5年)
やき畑で火入れをしたらもえすぎてみんなおどろきぼくもさけんだ
蔵座 元気 (宮崎県東臼杵郡椎葉村立尾向小学校3年)
がんばった最後のリレーうれしいなあせもなみだも笑っていたよ
飯干 舞 (宮崎県西臼杵郡高千穂町立向山南小学校5年)
秋の空赤い顔した夕やけがにげてもにげてもおっかけてくる
西山 大地 (宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町立鞍岡小学校5年)
たんぽぽが野原にひとつさみしいな来年こそは子どもがたくさん
戸高 友子 (宮崎県西臼杵郡日之影町立高巣野小学校5年)
いちょうがねきいろくなってねおちてくるくさいぎんなんぼとぼとぼとと
田中 よしな (宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町立坂本小学校3年)
梅ぼしを食う時ちょっと緊張し口に入れると「つ」の口になる
篠村 竜一
(宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町立坂本小学校5年)
【中学生の部】
◎最優秀作品(1首)
桜咲く桜散ったよ桜舞う桜ふんだよ桜ごめん
松田 幸己 (宮崎県延岡市立黒岩中学校2年)
◎優秀作品(3首)
うまそうな肉のそばには人だかりとなりでひとり焦げてゆくナス
高瀬 由貴 (静岡県裾野市立富岡中学校1年)
すいか割りすいか外して地球割りしかたがないので地球を食べた
長ア 文紀 (宮崎県宮崎郡田野町立田野中学校2年)
大雨がふってもじいちゃんのんびりだそういうとこが好きで嫌いで
飯干 由貴 (宮崎県西臼杵郡高千穂町立向山中学校3年)
◎入選(96首)
父さんは大型扇風機を買ってきて夏バテの牛に風をあててやる
勝部 巧 (北海道稚内市立豊別小中学校3年)
炎天下ボールにむかってまっしぐらやっともらえたユニフォーム
伊勢 悠一 (秋田県秋田市立山王中学校1年)
窓の外祭りばやしのにぎわいに行くに行けない中三の夏
菊池 富美子 (秋田県秋田市立山王中学校3年)
グラニュー糖こぼしたような夜の空初めて知ったカナダの旅行
南雲 恵美里 (東京都・目白学園中学校3年)
ケンタッキーの補習校がなつかしい笑い声がいつもあふれていたよ
小野田 あかり
(東京都・目白学園中学校3年)
一時間早起きしたら街並みは音一つない別の世界だ
栗原 亜希 (東京都・目白学園中学校3年)
渋滞に巻き込まれて動けない車窓から見た大きな花火
雑賀 麻美 (東京都・目白学園中学校3年)
メールより人間の声聞きたくて祭りの夜を友とおしゃべり
村上 絵梨 (東京都・目白学園中学校3年)
夏の夜に高く上った花火より手の中にある線光花火
萩原 光 (長野県佐久市立東中学校2年)
犬の事わかってやろうその心それができないかなしい私
青木 有里 (長野県佐久市立東中学校2年)
風鈴は夏の風には涼しい音秋になるとかなしげな音
細谷 亜衣 (長野県佐久市立東中学校2年)
風たちと一緒に飛んでるほたるたち見てるだけで気持ちよさそう
桜井 英真 (岐阜県中津川市立落合中学校2年)
教室にあなたがいればそれでいい国語も理科も数学も好き
三木 未来 (愛知県刈谷市立刈谷東中学校3年)
磯潜りウニと格闘二分ほどウニも負けじとはりをつきさす
増田 恭平 (大阪府堺市立野田中学校2年)
カヤックの立ち漕ぎすごくおもしろいやれば楽しいカヤック立ち漕ぎ
中野 僚 (大阪府堺市立野田中学校2年)
海の中騒ぐ仲間を横で見て干潮の磯を一人歩いた
入船 諒 (大阪府堺市立野田中学校2年)
雨がふってる風がふいてる病室のカードゲームぼくは強いぞ
中村 玲太 (奈良県橿原市立大成中学校(院内学級)
3年)
お正月以来の外泊母さんの小いもぜんまいマーボーナスならぶ
瀬川 雅子
(奈良県橿原市立大成中学校(院内学級)
16歳)
太陽の光をあびて赤く熟れ竹籠いっぱい盛られたトマト
小倉 直子 (福岡県福岡市立城南中学校3年)
師の声はやさしいように響けども土こね三年轆轤十年
古賀 遼太 (福岡県福岡市立警固中学校2年)
こっそりと木の影からのぞいてる母の素顔におどろいたせみ
今村 巴 (福岡県大川市立三又中学校2年)
水の上赤く花咲く睡蓮は空を眺める森の妖精
平田 小百合 (福岡県大川市立三又中学校2年)
友達が顔に似合わずプレステでボンジョビの詩聞いてるのかな
一木 晋策 (福岡県大川市立三又中学校2年)
雨がふりじめじめしているこの季節外に出られずいらだちモード
吉田 美幸 (福岡県大川市立三又中学校2年)
いうことをきく子が「よい子」であるならば「よい大人」とは何かを問いたい
岩田 美郷 (福岡県・西南女学院中学校2年)
われ時に心にもないこと口走る口と心の遠き距離かな
井上 加奈子 (福岡県・西南女学院中学校2年)
学校帰り風に吹かれる草を見て強くうなずき明日を想う
森 沙綾香 (福岡県・西南女学院中学校2年)
「初物は長生きするよ」という母に私の分も食べてほしくて
古川 智恵美 (長崎県松浦市立志佐中学校3年)
もうそろそろ花を咲かせてほしいのにまたも出て来たカンナの巻葉
与儀 寿賀子 (沖縄県沖縄市立北中城中学校3年)
傷つけた母の背中を見ていても素直に言えない「ごめんなさい。」と
川越 広実 (宮崎県宮崎市立生目台中学校3年)
ひねくれた数学問題見て思う作った人も解けるのかなと
出合 夏子 (宮崎県宮崎市立生目台中学校3年)
ただの水カルキ臭いと言うけれど部活のあとは名水に変わる
松木 日香里 (宮崎県宮崎市立木花中学校3年)
同じ風受けてるはずでも違う風私の心が悩んでいるから?
平岩 志保 (宮崎県宮崎市立木花中学校3年)
水たまり跳びこすことができたならわたしの中で何かが変わる
原田 未知 (宮崎県宮崎市立木花中学校3年)
あじさいのしずくの中に映ってる子どもを待ってるさびしい公園
中山 和香 (宮崎県宮崎市立木花中学校2年)
弟のせいの高さはいつの間にぼくのへそからぼくの胸まで
市成 恭治 (宮崎大学教育文化学部附属中学校1年)
台風の強き風雨受けながら前へと進む十二歳の足
吉岡 由理 (宮崎大学教育文化学部附属中学校1年)
だいだいの落葉が土にさそわれて仲間と別れひらひらと散る
金丸 愛美
(宮崎大学教育文化学部附属中学校1年)
すみわたる青空見ると思い出す大切だったあの人のこと
横山 佳奈 (宮崎大学教育文化学部附属中学校3年)
放課後の部室でトロンボーン吹く体も楽器になって震える
足立 安崇 (宮崎県・日向学院中学校1年)
日本を手に汗にぎり応援するサッカールールを知らぬ私が
堂薗 夏美 (宮崎県・宮崎第一中学校1年)
部活中金木せいが香ってる私のがんばり見ていてくれる
岩崎 絢子 (宮崎県都城市立姫城中学校
1年)
友達の「あっち行ってて」という言葉私の胸にズキンとささる
休坂 幸恵 (宮崎県都城市立五十市中学校2年)
先生はやればできると言うけれどやっているんだ精一杯
松永 奈美穂 (宮崎県都城市立五十市中学校2年)
剣道の試合の前に緊張し無理に笑って緊張ほぐす
今山 恵太 (宮崎県都城市立五十市中学校2年)
テスト前あせりのさけびで朝が来るそういう自分がとても悔しい
飯島 優子 (宮崎県延岡市立東海中学校3年)
柿の木が青い果実を実らせて待ちかねている次の季節を
柴田 真吾 (宮崎県延岡市立南方中学校1年)
来年の春はみんなばんばんざいどうしていいのかわからない俺
柳田 哲也 (宮崎県延岡市立南方中学校3年)
鰻釣り父と二人で狙ったら三匹釣れた次も頑張る
阿波野 翔 (宮崎県延岡市立熊野江中学校1年)
おばあちゃん身体に気をつけ元気でね僕は死ぬまでばあちゃんの孫
河野 大徳 (宮崎県延岡市立熊野江中学校1年)
七夕で夢がかなえば苦労せんそう思いつつ願い事書く
山本 悠介 (宮崎県延岡市立恒富中学校3年)
夏の日のグラウンドにとぶ声々がとなりの山にも響きわたる
井上 喜博 (宮崎県延岡市立恒富中学校2年)
負けたけど涙流してよかったな次は勝とうと約束したよ
石渕 友紀子 (宮崎県延岡市立旭中学校
2年)
立ち止まり次行く道を見失う瞳を閉じれば光が見える
松川 愛 (宮崎県延岡市立南中学校3年)
運命は自分一人で変れない二人でともに変えてみないかい
橋口 翔 (宮崎県延岡市立南中学校3年)
大会で必ず勝てると信じたらみんなの声が一つになった
西田 幸子 (宮崎県延岡市立南中学校2年)
垂玉の温泉の里に祖父母と行くかゞり火燃えて温泉照らす
黒木 かおり (宮崎県延岡市立西階中学校1年)
森の中ブナの大樹をあおぎみてあつさ忘れる夏の一時
蜩c 征宏 (宮崎県延岡市立西階中学校2年)
夏の夜空に輝く火の粒が音と同時に舞い落ちていく
後藤 麻衣 (宮崎県延岡市立西階中学校1年)
進んでみればきっと未来が見えてくる進まなければ何も見えない
草竹 康文 (宮崎県延岡市立西階中学校1年)
短夜にかすかに光る星々に静かに祈る三度の願い
濱田 侑子 (宮崎県延岡市立西階中学校3年)
友だちはみんな違ってみんないいたくさん作って楽しい毎日
岩切 みなみ (宮崎県延岡市立土々呂中学校2年)
梅の実の漬けかた語る母の背に遠くの祖母の姿重なる
佐藤 琴美 (宮崎県延岡市立延岡中学校3年)
あの人も見ているのかなこの花火人ごみの中思わずさがす
矢野 ともみ (宮崎県延岡市立岡富中学校3年)
どうしよう今日は父の日忘れてただけど父さん気づいていない
松田 茉佑子 (宮崎県延岡市立黒岩中学校1年)
浦尻の波間に浮かぶ白き船海を知り尽くす漁師の宝
高野 香織 (宮崎県延岡市立浦城中学校3年)
夜も明けぬ島の港の出港時海を守るは十六夜の月
片野 賢二 (宮崎県延岡市立島野浦中学校3年)
熱帯夜そんな時こそあの人のくれた風鈴鳴らしてみよう
筒井 智子 (宮崎県西都市立穂北中学校3年)
青空と雲とみどりと私がいるこのままときがとまればいいのに
日高 秀美 (宮崎県西都市立三財中学校1年)
二十一世紀夢にみていた夢の時代次は私たちがうけつぐ番
深美 奈津子 (宮崎県西都市立三財中学校1年)
夏の夜鳴きやまないな虫の声よく聞いていると淋しそうだな
山田 志織 (宮崎県宮崎郡田野町立田野中学校2年)
手のひらをあわせてみればいつの間においこしたんだとかあさんがいう
皆田 俊洋 (宮崎県宮崎郡田野町立田野中学校2年)
マーチング息を切らしてただ歩く目に見えぬものをおい求めつつ
川上 彩 (宮崎県宮崎郡田野町立田野中学校2年)
セミの声こうしてみると懐しい五年も前は虫採り合戦
渡辺 潤也 (宮崎県宮崎郡田野町立田野中学校2年)
桜散り蝶が飛んでるこの風景いつか故郷になりゆく風景
山田 文美 (宮崎県北諸県郡高城町立有水中学校3年)
いっぱいになるまでためよういつまでも自分の夢のしずくをコップに
前田 大地 (宮崎県北諸県郡高城町立四家中学校2年)
蝉の声ただ聞き流せば雑音が心澄ませば切ない恋歌
若山 美穂 (宮崎県北諸県郡高崎町立高崎中学校2年)
「ありがとう」言われてみれば簡単で言おうとすると言葉がつまる
夏木 陽介 (宮崎県西諸県郡須木村立須木中学校3年)
秋の風背中をつよくおしているわたしをずっとおしてくれてる
寺田 瞳 (宮崎県東臼杵郡国富町立八代中学校2年)
突然にまず起きられぬ冬が来てふとんの中の魔物に食われる
東 巧 (宮崎県児湯郡新富町立富田中学校2年)
外見ればきれいな風のにおいして色そのものが見えそうになる
平田 祥子 (宮崎県児湯郡新富町立富田中学校2年)
夢の中小さい子どもを追いかけてつかまえたのは昔の自分
壱岐 栄里奈 (宮崎県児湯郡新富町立富田中学校2年)
海岸の焼けた線路に軽くふく風の中には幼い日々が
永岡 雅一 (宮崎県児湯郡木城町立木城中学校3年)
空の青世界の空に広がってあたりまえだが大事な空だ
川内 夏希 (宮崎県東臼杵郡東郷町立東郷中学校1年)
秋がくるみんなにとって違う秋私にとっては読書の秋かな
黒木 博子 (宮崎県東臼杵郡東郷町立東郷中学校2年)
夜の空顔を上げると満天の星がみんなを照らしているよ
畝原 亜矢 (宮崎県東臼杵郡東郷町立東郷中学校3年)
初試合テニスの試合でミスばっかセットカウントストレート負け
酒井 誓也 (宮崎県東臼杵郡東郷町立坪谷中学校1年)
なにげなく見ている川もよく見ると多くの命生活している
矢野 智子 (宮崎県東臼杵郡北川町立松葉中学校3年)
沢の音心がなごむ音色かな思わず水をひと口ゴクリ
川野 幸伸 (宮崎県東臼杵郡北浦町立三川内中学校3年)
雪降れば村はにぎやかあちこちで子供が遊べば大人もまざる
那須 友紀子 (宮崎県東臼杵郡椎葉村立椎葉中学校3年)
さらさらと流れる水に身をまかせ川を旅する桜の花よ
椎葉 武大 (宮崎県東臼杵郡椎葉村立椎葉中学校2年)
焼き畑の火入れで炎がまい上がりとても熱くて汗が流れた
甲斐 誠也 (宮崎県東臼杵郡椎葉村立椎葉中学校2年)
つりに行きそのあとで食べるごはんの味はだれも知らない僕だけの味
松岡 哲寛 (宮崎県東臼杵郡椎葉村立松尾中学校2年)
夏祭り暗い夜空にひらきだす終わりを告げる最後の花火
濱砂 伊津美 (宮崎県東臼杵郡椎葉村立松尾中学校2年)
帰り道バレーで負けた悔しさが夕日色した涙にそまる
佐藤 咲 (宮崎県西臼杵郡高千穂町立上野中学校2年)
朝もやの小鳥がさえずる山々は霧の布団をぬぐい起きてきた
西本 佑希 (宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町立三ヶ所中学校2年)
【高校生の部】
◎最優秀作品(1首)
消しゴムはいろいろ消せて便利だが見えないものは消えてくれない
黒木 雄仁 (宮崎県立小林高等学校1年)
◎優秀作品(3首)
またひとつ父の短所を見つけては自分と同じと思わず笑う
真辺 さやか (宮崎県立宮崎大宮高等学校3年)
先生に問題外と言われたら腐ってしまったオレの論文
塚野 貴也 (宮崎県立都城商業高等学校3年)
手で話す電車の中の楽しみをジロジロ見る目同じ人間
橋本 涼音 (宮崎県立延岡ろう学校高等部1年)
◎入選(96首)
センターの四択よりも前にある文理選択二択で迷う
新井 春美 (埼玉県立狭山清陵高等学校3年)
セミの声毎日毎日聞きながら内角をつく野球の練習
栄 俊輔
(埼玉県立狭山清陵高等学校1年)
生きるのに理由はなくていいんだと君の言葉を思う病院
田中 美咲希 (東京都立永福高等学校3年)
昔なら何でもできる気がしてた戻って来いよ真の自分よ
広橋 校太 (東京都立江北高等学校(定時制)4年・
19歳)
手が触れて離れたときのもどかしさもう二度とふれぬと誓う
東山 恵美 (東京都・文化学院(高等課程)3年)
海外の友達に出すeメール返事は早いがやっぱり遠い
福田 麻希 (東京都・目白学園高等学校3年)
ローファーの乾くまもなく降りつづく雨秋色に近づいていく
木村 俊介 (神奈川県・栄光学園3年)
米袋かついで歩いた稲刈りに重いと感じる父母の苦労が
清野 典幸 (新潟県立津川高等学校1年)
過去なんて消えるはずはないけれど忘れてほしいあなたにだけは
犬飼 淑子 (新潟県立津川高等学校1年)
春風にさあがんばれと吹かれてる我もあなたも孤独なたんぽぽ
野々垣 祐子 (愛知県立一宮高等学校1年)
夏休み頭髪の色すこし変えバイトもしたし大きくなれた
嶋崎 明美 (大阪府・淀之水高等学校1年)
広い空雲流れゆくどこまでもとどまることなく流れて消える
高谷 奈菜弥 (兵庫県・兵庫県播磨高等学校1年)
どこまでもどこまでもまっ白な世界 イイコトガナイ 空気が薄い
沖田 翔 (広島県立三和高等学校2年)
負けてても笛が鳴るまであきらめないボールでつなぐよイレブンの夢
河崎 慎哉 (山口県立徳山北高等学校3年)
いつものと違うと気づき「おいしい」と言ってくれてる父との夕食
岳原 愛美 (沖縄県立西原高等学校3年)
その走り見てると体が熱くなるいつか勝負をしたいと思う
外間 常幸 (沖縄県立具志川高等学校2年)
風そよぐ夕日が照らす教室で机にきざむ永遠の文字
河野 陽子 (宮崎県立宮崎大宮高等学校1年)
母のように背中をポンと押す夕日勇気をくれる温かな光
嶋貫 恵 (宮崎県立宮崎大宮高等学校1年)
マニュアルに頼らないぞと決意して頼らぬためのテキスト探す
中神 尚哉 (宮崎県立宮崎大宮高等学校2年)
将来の夢があるのになんでだろうこのままずっと子どもでいたい
根立 奈緒子 (宮崎県立宮崎大宮高等学校2年)
気がつくと損得ばかり気にしてるこんな自分じゃなかったのにな
加治木 大輔 (宮崎県立宮崎大宮高等学校2年)
もういやだ今日の夕日にどなりつけそれが私のストレス解消
荒武 彩子 (宮崎県立宮崎大宮高等学校2年)
世紀末何が起きても驚かずただただあきれ「またあったか。」と
福元 護 (宮崎県立宮崎大宮高等学校2年)
あの頃はもっと大きい母の手とつないで歩いた同じこの道
横山 愛 (宮崎県立宮崎大宮高等学校2年)
真夜中に窓辺にすわってベース弾く星まで届けこの重低音
原田 佑樹也 (宮崎県立宮崎大宮高等学校2年)
三十年ぶり父上京のお土産は虎屋の羊羹青春講話
長峰 正浩 (宮崎県立宮崎大宮高等学校3年)
親の愛彼女の愛に友の愛意外と大きい先生の愛
松浦 慶太 (宮崎県立宮崎大宮高等学校3年)
体育祭絶対来るなと言ったのにひそかに探す親の姿を
山本 卓也 (宮崎県立宮崎大宮高等学校3年)
臆病で足の短い犬だけど世界で一番大好きな犬
矢野 希代子 (宮崎県立宮崎大宮高等学校3年)
ポケットの奥の写真がくしゃくしゃにアイロンでのばす君との思い出
芝原 悟 (宮崎県立宮崎大宮高等学校3年)
俺に似た私に似たと父と母長所の取り合い短所の譲り合い
山下 佳代 (宮崎県立宮崎大宮高等学校3年)
もう二度と母と暮らす日ないと知り台所にも邪魔をしに行く
定衛 百合子 (宮崎県立宮崎大宮高等学校3年)
「ただいま」と雨にぬれぬれ母帰宅「寒かったね」と母の手を抱く
徳見 明 (宮崎県立宮崎西高等学校1年)
月光を浴びてざわめく木々の音よみがえってくる神話の世界
境 智美 (宮崎県立宮崎西高等学校1年)
この線をピストルとともにとびだせば4分余りの1マイル
楠田 真太 (宮崎県立宮崎西高等学校1年)
勉強や友に悩める我有りていつもと変わらぬ空もまた有り
仁田脇 真一郎 (宮崎県立宮崎西高等学校1年)
部屋奥の古きレコードかけてみる聞こえてくるのは父の青春
岩切 泰明 (宮崎県立宮崎西高等学校1年)
誰でもいい話しかけてくれと思うそんな自分をいとおしく思う
西 弘孝 (宮崎県立宮崎西高等学校1年)
日を数え近づいてくるめでたき日姉さんできるふしぎな気持ち
合澤 恵 (宮崎県立宮崎商業高等学校2年)
影のびてまわりの景色変われども我一人のみ何も変わらず
内田 絵理香 (宮崎県立宮崎北高等学校1年)
真夜中にひかりかがやく街の灯でいろあせている夜の星空
黒木 翔平 (宮崎県立宮崎北高等学校1年)
秋の空真っ赤に染めた陽のひかり気づけばすぐにすがたを消した
日高 智穂子 (宮崎県立宮崎北高等学校1年)
「変わったね」電話の声がそう告げる過去の私を愛するあなた
三浦 彰子 (宮崎県立宮崎北高等学校2年)
亡き祖母の思い出はいつもすももあめ今日も戸棚そっと開けてみる
原田 樹 (宮崎県・日向学院高等学校1年)
バトンふるいつもと違う君の顔私の声は届いているのか
岩崎 瑛子 (宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校2年)
母さんの笑った顔が好きだから黙っていますテストの答案
堂領 快 (宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校1年)
良い点を取るより今は海よりも深き眠りにつきたし
野村 紘子 (宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校1年)
夕方の茜に染まる霧島山泣いているようににじんで見える
児玉 奈津美 (宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校2年)
ちっぽけな私の手でもたくさんの夢にぎりしめ明日を生きたい
谷口 優子 (宮崎県立都城西高等学校1年)
えんぴつと赤ペンの比率3対7返されてきた添削問題
満木 夢奈 (宮崎県立都城西高等学校1年)
話しててなぜかとっても気になって「聞いてるの」かとたずねる私
末藤 陽子 (宮崎県立都城商業高等学校1年)
やめたいと何度も口にした部活それでもいまもボールに向かう
迫田 瑞穂 (宮崎県立都城商業高等学校1年)
今度こそ絶交すると決めたのに調子のくるうあいつの笑顔
下川 美香 (宮崎県立都城商業高等学校2年)
「何食べる」聞かれて少し考える「何でもいいよ」母の手料理
中原 知佳 (宮崎県立都城商業高等学校3年)
君の心パズルのようにくみたてるおわりに気づくなくしたピース
林 保成
(宮崎県立都城商業高等学校3年)
白衣着て患者に触れる体験をしたりますますナースになりたい
福留 香織 (宮崎県・都城聖ドミニコ
学園高等学校3年)
牧水の生家の前で泳いでた小さな私と小さなとんぼ
内田 春菜 (宮崎県立延岡高等学校1年)
「さあ試合」そんな気持ちと裏腹に今日もベンチを温める僕
藤村 一輝 (宮崎県立延岡高等学校1年)
チームいち弱い私のまわりには世界いち良い友たちがいた
甲斐 小百合 (宮崎県立延岡高等学校1年)
ひとつずつ消える明りのさみしさにひとみのおくに明りをともす
内山 智文 (宮崎県立延岡高等学校2年)
もう二度とあの瞬間には戻れない何度も見てる思い出写真
吉岡 友里恵 (宮崎県立延岡高等学校2年)
朝一番笑顔でおはよう言えた日はみんなが私のオンリーワン
坂本 瑞恵 (宮崎県立延岡高等学校3年)
暑い日に体育でやったあのゲーム試合は負けたが自分に勝った
竹原 江里 (宮崎県立延岡商業高等学校3年)
だんだんと落ちてなくなる木の葉たち一年間の仕事終了
和場 晴香 (宮崎県立日南高等学校1年)
空を見たあれは何かと考えた小さい自分見えた気がした
谷口 知実
(宮崎県立日南高等学校1年)
パソコンに向かうと時間過ぎていく鉛筆持つと時間は長い
佐藤 さなえ (宮崎県立日南振徳商業高等学校3年)
日に日にと高くなりゆく秋空に負けじと高き秋の夢見る
久保田 優里 (宮崎県立小林高等学校1年)
秋の夜に無数に輝く星見れば一つ一つにちからありけり
立山 智也
(宮崎県立小林高等学校1年)
霧島の山のふもとにたちこめる霧晴れわたり光差し込む
東島 由宗 (宮崎県立小林高等学校1年)
秋の日の陽のむらさきにとけそうな去年の秋を知らぬコスモス
南ア 良策 (宮崎県立小林高等学校1年)
あの頃が楽しかったと言わせない今が一番楽しいから
本田 進太郎 (宮崎県立小林高等学校1年)
いいところ悪いところも君だからそんなに自分を責めちゃだめだよ
鈴木 ひろみ (宮崎県立小林高等学校1年)
人の道たどってついてもそのさきに自分の答えはどこにもあらず
田代 正典 (宮崎県立小林高等学校1年)
春夜空西にかたむくオリオンにゆっくりしてけとコーヒーさしだす
雜敷 孝博 (宮崎県立小林高等学校2年)
今、私、生きているのは偶然でみんなに会えたことは必然
那須 千尋 (宮崎県立日向高等学校2年)
いつだって時間は過ぎていくのならいっそ自分で時を刻もう
薄田 美希 (宮崎県立日向高等学校2年)
臆病でちっとも前に進めないこんなに夕陽がきれいなのに
三浦 翔吾 (宮崎県立日向高等学校2年)
相聞歌読んでみたけどわからないだって経験したことないから
村井 渚 (宮崎県立日向高等学校2年)
肝心な時にはいつもからまわり言葉はいつも少し嘘つき
秋本 愉未 (宮崎県立日向高等学校2年)
参観日ボクの失敗が怖いなら何も来なくてもいいと思うよ
森本 真輔 (宮崎県立日向高等学校3年)
目の前でほめられるのに自分嫌い自分を探せドコニイルンダ?
永田 聖貴 (宮崎県立妻高等学校1年)
都会へのあこがれ全て崩される街にうごめく山婆により
竹ア 祐一 (宮崎県立妻高等学校2年)
生きているただそれだけで幸せなのにあなたと出逢えてもっと幸せ
平郡 聖子 (宮崎県立妻高等学校2年)
今はまだ人の背中を見ながら走るいつか見せたい自分の背中
村田 玲 (宮崎県立妻高等学校2年)
宮崎の特産物はピーマンと歴史のつまった西都原古墳
伊藤 亜里紗 (宮崎県立妻高等学校1年)
流れ星あの頃僕は信じてた願えばきっと夢が叶うと
上米良 尚史 (宮崎県立妻高等学校1年)
これからは強くなりたい心をねいやだと言える人になりたい
指宿 由香 (宮崎県立高原高等学校1年)
笑おうとすればするほどまた一つ僕の心が扉を閉める
湯浅 翔 (宮崎県立本庄高等学校1年)
僕はいるここにいるのになぜだろう誰も気づかず通り過ぎてゆく
野辺 慎吾 (宮崎県立本庄高等学校1年)
一日の日がしずむのが早くなり尾鈴の山がさびしくかがやく
増田 潤也 (宮崎県立高鍋高等学校1年)
雨あがりさといもの葉に宝石が雨雲からの贈り物かな
畑中 恵美 (宮崎県立都農高等学校3年)
秋風がすっと吹き込む教室で一度っきりを続けていたい
新名 文香 (宮崎県立高千穂高等学校2年)
月の横けなげに光る二等星君の横にもいつもいる僕
小山 清司
(宮崎県立高千穂高等学校2年)
母からの遺伝という名のプレゼントいらぬが返せぬ方向音痴
河野 平 (宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校4年)
夕暮れに山の緑と鳥の声僕がいなけりゃ絶景なのに
瀬戸口 創一 (宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校4年)
朝早く母さんゆがいた栗届く栗好き娘の体育祭に
江口 淑子 (宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校4年)
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| ■表彰式等
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平成13年2月12日(月・休)に宮崎市の宮崎観光ホテルで各部門の最優秀賞及び優秀賞の方々を宮崎に招待し、第5回若山牧水賞授賞式の中でコンクールの表彰式を開催しました。
なお、最優秀賞及び優秀賞受賞者には賞状及び記念品を贈呈。また、入選作品を収めた歌集を作成し、入選者全員に無料配布しました。
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| ■お問い合わせ先
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| 若山牧水賞運営委員会事務局 |
| 〒880-8501 |
宮崎県宮崎市橘通東2の10の1
宮崎県企画調整部文化振興課内
電話:0985(26)7048 FAX:0985(32)0111
E-mail:info@bokusui.com
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